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宿輪ブログ - 東洋経済

東洋経済

カテゴリ : 
ゼミ
執筆 : 
宿輪ゼミ 2022-2-23 5:10
                       平成27年2月22日 Ver1
(仮)金融が日本を救う
―今までの経済政策はもう効かない


1. アベノミクス批判 (宿輪)

安倍政権
アベノミクス
第1の矢 金融政策
第2の矢 財政政策
第3の矢 成長戦略

量的金融緩和 クロダノミクス

金融緩和の仕組み(両面ある)
・通貨発行 インフレ
・国債購入 国の借金

インフレターゲット2%
モノとおカネとの比較
先進国は成熟化 資金の回転速度おちる
実体経済と資産経済 →資産に流れ込む →成熟国の金融緩和は格差の原因
あたりまえ=ピケティ
成長通貨の理論
  
インフレターゲットしかもCPI(消費者物価指数) 〜資産価格ではない

先進国の経済政策の目標は決まっている
経済成長3%、物価2%
今回は物価のみ

景気(経済成長)=GDP伸び率=企業で言うと売上高
景気が良くならないと給料が上がらない
物価だけの上昇は生活苦しくなるのみ→安倍首相の賃上げも分かる
庶民のための政策ではない

資産効果の影響〜米国大きく、日本小さい 消費性向の違いも

インフレで得をするのは資産保有者と借金保有者
一番の借金をしている人は、政府
第2次世界停戦後の英仏

また、本当の目的は裏面の財政=日銀の購入(引受)
財政法第5条
学ばない過去:日銀券ルール

財政の95−40
1000兆円の借金の4割はこの10年
かなり怖い=怖いと思わないことが怖い
借金の持つ意味〜金融教育は投資教育だけではない

財政赤字1位日本240%、2位ギリシャ180%・・・ドイツ80%
日銀が買い続けるしかない
今年は国債発行額40兆 〜日銀購入80兆
皆、国債を買わない
金利が低いのは、信認があるからではない、日銀が買っているから

安倍政権の特徴 株価本位制〜米国のまね
GPIF
ROE経営
企業が社会の中心

中長期の経済成長(景気)=人口×資金×知識・技術・イノベーション(因数分解)
成長戦略 この3項目のどれを増やすかによる
日本:人口減、資金減、イノベーション?

ところで
経済政策の担当がある
景気=政府 財政政策
物価=中央銀行 金融政策
デフレ脱却には刷り込みがある〜景気回復の意味はない

中央銀行の違い
FRB
ECB
日本銀行

破綻の事例: 夕張、デトロイト、オレンジ郡

経済政策再考
金融政策 効き目は弱い、引締は効く(土地の総量規制もそれにあたる)
短期的な政策
物価:血圧のようなもの (国=人)

金融政策は輸血
一息はつけるが、悪いところは直さない
痛み止め→モルヒネ 

すべての資産が上がる
国債と株式が同時に上がる
市場機能の停止=構造改革を止める

ゲーテ:メフィスト
「おカネをすればいいんですよ」
ジョン・ロー

財政政策
GDPへの繁栄15.5兆円
オリンピック
使わないインフラはいらない

政策
政府・政党・政治

成長戦略(構造改革)
先進国では構造改革でしかありえない

高度成長は各国一回しかない

構造改革にはどうしても痛みが伴う
経済成長を遂げても、落選する

現在の制度
短期と長期、大選挙区と小選挙区の

基本的に現状維持になる構造

国債が値崩れしない・金利が低いからいい
→生き方として間違っている
病気を持った人が余計に悪くする
子供に説明ができない

出口戦略

経済政策は、教育や医療のようなもの

正常化FRB
反対ECB

リスクの危機
取らなくてもいいリスクまで

企業の目
悲しいですがずっと競争
強くなって行かなければならない

第2章 世界から学ぶ
米国
先進国であるが国内に新興国
ヒスパニック・黒人
人口増加

米国の歴史
消費性向高い
資産効果高い
イノベーション 

ドイツ
ドイツの歴史
機関車政策
シュレーダー革命
インダストリー4.0

フライブルグ学派





国民性
メンタリティ 変わらない
このメンタリティを変えることが大事
日本病と揶揄されている

第3章
変わってきた世の中と経済学再孝

強くなっていくしかない
海外戦略、日本の4割海外
円安政策は遅い
地方を自ら疲弊させている

貿易赤字・経常赤字・財政赤字・人口減少・マイナス貯蓄率

GAPを埋める必要がある

経済学=
おカネのモノサシを持った哲学(考え方)

物がないときにできた学問
多量にあると幸せ

人間学=知識・自己管理・コミュニケーション・生き方(哲学)
尊敬

固定から変動に
固定化はリスク遅れていく

常に変えていくことが大事
Transform
諸行無常

しかも予想も困難

教育は大事
道徳・やる気

政治はいいものもわるいものも配分すること

人間は死んでいく
ここだけ国や企業とは違う
時間が大事

 





・インフレにしてなにがいいのか 〜そもそも景気→インフレ
・インフレ・資産効果はさらに病気を悪化させる
・いままでの“いわゆる経済政策”は先進成熟国にはもう効かない 
・経済政策は、財政政策・金融政策・構造改革政策(成長戦略・産業政策)
・財政政策(インフラ投資)が効くのは新興国〜オリンピックの不安
・行き着く果ての量的緩和政策
・現状維持政策による著しい財政悪化
・おかしいことをおかしいと思わないことが最も問題 〜情報の公開が必要
・“企業”を見る目で経済をみよう
・辛いことを避けて、弱くなっていく日本経済
・なぜ長期をみない 〜短期は損気
・第三の矢はできない =構造改革政策は実現できない
・政治はいつも短期勝負 〜現状維持が基本方針
・高度成長期は一度だけ

2.前提が変わった(宿輪)
・弱い日本経済、経常収支黒字の終焉
・生産よりも、消費が伸びるのだから、円安政策は望ましくない。
・海外進出支援と円安政策
・人口減少で 需要が伸びないので、景気対策は効かない。
・日本経済の前提が変わった 〜米国との入れ替え
・貿易赤字・経常収支赤字・財政赤字・人口減少・貯蓄率低下・
・使えない少し前の国際経済・金融の教科書
・そもそも弱いファンダメンタルズ
・なくなってきた日本人の強さ
・現在の経済構造では先進国は成長しないもの
・日本化する世界・前提の変化
・世界一の財政悪化の日本にようこそ
・甘えている日本の年金〜海外の目


3.金融を強くせよ (櫻川)
ライフサイクルからみた日本経済の立ち位置
製造業に頼りすぎるのは時代遅れ
アベノミクスに欠けている金融立国への戦略、
・金融で稼ぐということはどういうことかー・リスク分散の利益(大数の法則)
国際比較から見た日本の金融の停滞
博士号取得者の少ない日本の金融機関
GPIF改革に見る日本の金融の弱さ、
―なぜ厚生労働省?、省庁の壁、・天下り先、損失は数兆円?、・いない専門家?
どうやって資金の流れを変えるか。
資本収益率の低い日本企業
内部留保を溜めこむ日本企業、直接投資の利益はどこへ。

4.本当の経済成長戦略 (櫻川)
(金融による経済の回復について/マクロ的)

・旧来の製造業やものづくり重視の発想が時代遅れ
→ 金融を強化すべし

金融立国は円の国際化から
まず流動性からー短期国債市場の整備
円建て証券発行で為替リスクを遮断
国際通貨制度の改革が必要、ゲームメーカーになろう。
ガバナンス改革へー取締役会の本来の意味を知らない日本人


・需要が少ないときに円安にしても意味がない
・成熟国家に進むべき。
・投資で生きる(イギリス)

・本来あるべき成長戦略について
・経済成長=人口×資金×(知識+技術〜イノベーション)

労働市場について、
リスクテークをはばむ日本の労働市場
新卒市場中心主義はやめるべき、・
再就職市場の活性化を
創造性を引き出す職場環境を
教育、労働市場改革など〜高すぎる教育費・再教育
優秀な人は大学院で勉強されるべき
・少子高齢化、女性登用はまず霞が関から
・移民をどう考えるべきか、
・優秀なアジア人を要職に採用せよ


・地方の強化〜地方への企業移転(税金の設定)
・戦後にできた社会制度が問題

・日本の豊かな暮らしのためには、金融!

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